今季の主将に指名された最年長の38歳、田中幸雄と国別対抗戦「ワールド・ベースボール
・クラシック」(WBC)の日本代表、小笠原道大も寒空の下、自主トレを行った。
田中幸雄はストレッチやランニングなどで約1時間半、汗を流すと「体を動かすのは気持ち
がいい」と笑顔を見せた。

また昨年末12月27日にはヒルマン監督から直々に。「来年はキャプテンをやってもらえな
いか」と主将就任の要請を受け、「監督が決めたのなら、何も言うことはありません。自
分としても気持ちが引き締まる」と言っている。
ヒルマン監督は田中幸雄を新主将に指名した理由として
「彼は『ミスター・ファイターズ』です。いつもひたむきにプレーをしている。
(前主将の)小笠原はプレーに専念できるでしょう。 」と語っている。
また、昨年10月に視力回復のレーザー治療を施し、欠けていた前歯も治療。「視力は1・
2から2・0に上がって、乱視もなくなった。うれしいくらい見える。歯は新庄に言われ
てね」と感触は上々だ。
横浜・佐々木、広島・佐々岡らの引退により、同い年の現役は巨人・桑田、オリックス・
清原と3人だけ。「3人で40歳過ぎまでやれれば」と共闘を誓っていた。
●年俸更改1,700万円減の6,000千万円で
日本ハムの田中幸雄内野手(38)が10日、札幌の球団事務所で1700万円減の60
00万円(推定)で契約を更改した。昨季は98試合に出場し46安打。史上25人目とな
るプロ通算1000打点を達成しながらのダウン提示にも「出てる試合が少ないので仕方な
い」と納得の表情を見せた。今季から主将を任されることについて、“指示待ち人間”から
の脱却を表明した。
3年間務めた小笠原道大内野手(32)に代わり、21年目で初めて主将を任された。田
中幸は「人の上に立つより指示されて動く方が自分に合っている。でも性格的に合わないと
終わらせるわけにいかない」と強い決意をのぞかせた。
2000本安打まであと33本。「なるべく早く達成したい。そして21年で1度も優勝
してないので優勝したい」。目標達成のため、先頭に立つ覚悟だ。

●1月26日 uhb北海道文化放送の独占インタビューに出演
「本数も減ってあと33本ということですから、可能な数字だと思ってますで、
1年を通して怪我しないようにまず1軍にずっといて試合に出してもらえる機
会をたくさん与えてもらって、その中で結果を出して少しでも早く達成したい
と思っています。」 と2000本安打への決意を新たにしていました。
●1月28日 春季キャンプの一軍メンバーが発表
紺田やダルビッシュに交じり、今年2000本安打が期待される田中幸雄選手も選ばれて
いるまた、ヒルマン監督が”キャンプの練習量アップを要求”「ベテランも呼ばれた
ら(試合に)出る。すでに伝えてあるし、その時に出られませんということにはなら
ないはずです」とベテラン特権はく奪の”強権発動”